ニンジャスレイヤー

【長文な】ツラナイテタオスは実際どれくらい長いのか【ニンジャスレイヤー】

ニンジャスレイヤー、現在連載中のエピソード

「ディフュージョン・アキュミュレイション・リボーン・ディストラクション」

では、マルノウチ・スゴイタカイビル内に潜入した主人公勢(フジキド、カタオキ、シバカリ)を差し置いてビルの前で怪物大戦争が繰り広げられている。


すなわちニンジャスレイヤーと敵対する組織

「ザイバツ・シャドーギルド」と「アマクダリ・セクト」

両者の強烈なぶつかり合いだ。


この怪物大戦争には様々なニンジャが登場する。
相変わらずチート臭い強さを誇るザイバツ・グランドマスターの一人、ダークドメイン=サン。幻覚で相手を圧倒する、バロン・ニンジャ憑依者のフューネラル=サン。そしてちょっと目を離したスキに瞬殺された古代ローマカラテ使いのプリンなんとか=サンなどなど。
これまでは「フーンク!と叫んでトラックを一刀両断した人」程度の認識しかなかったインペイルメント=サンが活躍しているのも嬉しいところだ。


しかし中でもひときわ異彩を放つのは、豹めいたメンポを身につけ超巨大槍「ツラナイテタオス」で相手をぶち抜くアマクダリ所属ニンジャ【ドラゴンベイン=サン】だろう。
劇中でも「もっとも危険な存在感を放つ」と明記されている通り、ドラゴンベイン=サンはなかなかに強い。ニンジャ名鑑で紹介された時から何か強そうな奴だなあとは思っていたが、まさかここまで強い奴とは思わなかった。
そしてその強さの一端を担っている武器こそが、彼の愛用する超巨大槍「ツラナイテタオス」だ。



本題に入ろう。
題名の通り、ツラナイテタオスの長さは一体どれほどのものなのか、僕はとても気になっている。スゴイナガイ・ヤリ。しかもゴツイ。実に魅力的な武器だ。
魅力的すぎて長さを計算してしまったのが本記事というわけで、計算の流れは下記の通りである。
突っ込みどころ満載ではあるが、よろしければ最後までお付き合い頂きたい。


なお本記事を書いている時点では「ディフュージョン~」が#3までしか投稿されていないので、仮に#4以降でツラナイテタオスの正確な長さが描写されたとしても僕にケジメの必要は全く無い事を予め明記しておく。



◆劇中の描写
まずはオフィシャル設定を明確にしておきたい。
これまでに出てきた描写、設定は次の通りだ。



> ◆忍◆ニンジャ名鑑#197 【ドラゴンベイン】◆殺◆
> アマクダリ・セクトのニンジャ。
> 3フィートのオベリスク型槍頭をもった鎖付き巨大槍「ツラナイテタオス」の使い手。
> クレーンでないと運べない程の大業物を用いてアクロバティックに戦闘するさまは実際恐怖以外の何ものでもない。

> 左のニンジャは白金色で、豹めいて顔全体を覆うカブトメンポ……そしてその手に抱える得物は……おお、見よ!こんなものを身長6フィートのニンジャが扱おうというのか?なんたる超大型槍! 4

> 槍頭は巨大な四角錐の金属塊であり、既にこれだけで使い手の身長の半分はあろう。無骨な鎖が絡まる槍の柄を合わせると、信じ難い長さとなる。槍頭には「ツラナイテタオス」というルーンカタカナの刻印。なんとも曰くありげな古武器である。それをこのニンジャは……おお……片手で支えているのだ! 5

> 放物線を描いて信じ難い跳躍を見せたのはドラゴンベインである。彼の古代大槍ツラナイテタオスが装甲車を真上から貫通!一撃で装甲車は鉄屑と化し、中にいたクレアオーディエンスもろともに爆発破壊! 21

> 「イヤーッ!」コロッシヴに追撃すべく迫るガーディアンの遠方から叫び声が聴こえ、目の前の地面に、斜め上から飛来したツラナイテタオスがインターラプトめいて突き刺さった。ナムアミダブツ……その四角錐の槍先には、ニンジャの残骸がこびりついている。プリンセプスの成れの果てだ! 31

> ツラナイテタオスの大質量に身体を貫通されたプリンセプスは、あわれ一撃でクズ肉めいた死骸となり、もはや残忍な大槍にまとわりつく筋繊維でしかなかった。槍の柄の先端部からは空中へ向かって真っ直ぐに鎖が伸びているが、上空でこれを握るのは、当然、ドラゴンベインである。32

> 「ヌゥーッ!」ガーディアンが睨み上げる空で、ドラゴンベインが鎖持つ手を力強く引いた。「イヤーッ!」巨大槍は彼のニンジャ膂力によって地面から引き抜かれ、宙を飛んでドラゴンベインの手に戻る!豹頭カブトメンポの恐るべきニンジャはそのまま急降下、別の装甲車を上から刺突破砕! 33




こうして抜粋するとこいつ本当にコワイ。なにせ超巨大槍を持った豹人間が上空から降ってくるのだ。一般人なら遠くから目撃しただけでもブザマに失禁しカミーユ・ビダンめいた精神崩壊に至る事は間違いない。



で、肝心の長さだが


> 3フィートのオベリスク型槍頭
> こんなものを身長6フィートのニンジャが扱おうというのか?



1フィート=約30cmであるからして、


ドラゴンベイン=サンの身長は【約180cm】
ツラナイテタオスの槍頭は【約90cm】


である事が分かる。



この90cmというのはあくまで槍頭の長さであって、槍全体の長さではない。
槍というのは当然「槍頭」に「柄」がついているものだ。劇中描写でも「柄に鎖が巻きついてい」て「柄の先端から鎖が伸びている」と明記されている。

この「鎖の長さ」も後ほど検証するのだが、まずは柄だ。柄の長さをはじき出せばツラナイテタオスの実長が分かる。
残念な事に柄の長さは劇中で語られていないので、他の槍を参考にする事とした。




◆他の槍の比較
槍頭:柄 の割合で記載する。

一般的なハルバード
槍頭1:柄4~5

ロッコバーアックス
槍頭1:柄4

まどマギ、杏子ちゃんの槍
槍頭1:柄4
※上記画像だと1:3くらいに見えるが、遠近法がアレでアレな為だと思われる。
これとかこれとかを見る限り、槍頭1:柄4~4.5くらいはあるだろう。



他にもメジャーな槍・斧槍はいくつもあるが、だいたい【槍頭1:柄4】くらいの割合が多いようだ。
たぶん、人間が扱う際の重量バランスとか、見た目的な美しさとか、強度とか、なんか色々と人類が試行錯誤した結果が【1:4】という比率なのだろう。



この比率をツラナイテタオスに当てはめると、こうなる。





槍頭:90cm

柄:360cm

合計:【450cm】





……という事で
非常にテキトーな計算で申し訳ないのだが、ツラナイテタオスは【約450cm】程度なのではないかという事となった。
正直長すぎる。ジャイアント馬場なら約2人分、180cmのドラゴンベイン=サンと比較すると丁度2.5倍だ。長すぎる。


長い槍といえば、中世ヨーロッパには歩兵用の武器として「パイク」と呼ばれる集団歩兵用の槍があり、これは4mから7mほどの長さがあった。
パイクの大部分は柄が占めており、重い金属で出来た槍頭はわずか25cm程度しかない。それでも長すぎて機敏な動きは出来ないので「集団でパイクを持ち、ゆっくり歩いて敵に接近」という戦法が主だったそうだ。
試験的にパイクをより長く(10m以上)し、その分柄の一部を中空にして軽量化した槍も存在したようだが、こちらは柄の部分が折れやすいために実戦で活躍する機会はそれほどなかったらしい。
武器にとっては強度も重要なファクターの一つなのだ。



 では、ツラナイテタオスの強度はどうだろうか。
ドラゴンベイン=サンはファイナルファンタジーの竜騎士のごとく、ツラナイテタオスを持ったまま放物線を描いて信じ難いほどに高く跳躍。急降下の勢いを生かした刺突攻撃によって装甲車を一撃でブチ抜いて鉄塊にしている

彼は二台の装甲車を破壊し、更に古代ローマカラテ使いのプリンセプス=サンをブチ抜いてクズ肉に変えているのだが、それでもツラナイテタオスが損傷している描写は、今のところ、無い。古代ローマカラテとはなんだったのか



上記のパイクの話にも見られる通り、武器というのは強度が重要だ。
漫画「ベルセルク」でも、ゴドーが"普通の剣"をガッツに渡した際

「あれは人間を斬るようには出来ているが、化けモンを斬るようには作っていない」

と言っていた。化け物と戦う為には「武器の使い手」だけではなく「武器そのもの」にも相応の強度が求められるわけだ。
化け物めいた身体能力を誇るニンジャ同士のイクサでもそれは同じ事であり、何回か攻撃したら武器が壊れました!では話にならない。実際2台の装甲車をぶち抜いているツラナイテタオスの強度はかなり高いと思われる。


……まあ、トラックを一刀両断出来るインペイルメント=サンのザオ・ケンとかを見るあたり、忍殺世界の武器(特にニンジャ愛用品)はそう簡単には壊れないようになっているのだろうね。ダークニンジャ=サンのベッピンは折れちゃったけど。あれはまあ、相手が悪かった。うん。

メタ的に考えれば「出番がある限り武器は壊れない」とも言える。
逆に武器が壊れたら、主役級でも無い限りそのニンジャはそろそろ退場という事だ。例えばビーフイーター=サンは、ジェットハルバードを失って素のカラテでニンジャスレイヤーに挑んだら秒殺されてしまったし。
もっとも、フジキドにザオ・ケンを折られて不本意ながら戦闘を断念したネオサイタマ襲撃時のインペイルメント=サンのような例もあるので、武器を失う=死ではないのかもしれない。




 最後に鎖の長さだ。
鎖がついた武器と言えば鎖鎌。日本文化リスペクトのニンジャスレイヤーだから当然鎖鎌も参考にされていると思うのだが、鎖鎌の場合、鎖の長さは「武器本体の2倍~3倍程度」に収めるのが妥当らしい。それ以上長くなると制御が難しかったり、もてあましたりするそうだ。

※もっとも、ここで指す鎖鎌とはフィクション作品にありがちな「2本の鎖を鎖で連結」した鎖鎌ではなく、現実に存在した「鎌の端に分銅鎖がついた」形である。フィクション作品のツラナイテタオスにこのセオリーが通じるのかどうかは甚だ疑問。



で、ツラナイテタオスの柄から伸びる鎖の長さは明記されていないが、参考になりそうな描写だとこんな部分がある。


> 「イヤーッ!」コロッシヴに追撃すべく迫るガーディアンの遠方から叫び声が聴こえ、目の前の地面に、斜め上から飛来したツラナイテタオスがインターラプトめいて突き刺さった。ナムアミダブツ……その四角錐の槍先には、ニンジャの残骸がこびりついている。プリンセプスの成れの果てだ! 31

> 槍の柄の先端部からは空中へ向かって真っ直ぐに鎖が伸びているが、上空でこれを握るのは、当然、ドラゴンベインである。32

> 「ヌゥーッ!」ガーディアンが睨み上げる空で、ドラゴンベインが鎖持つ手を力強く引いた。「イヤーッ!」巨大槍は彼のニンジャ膂力によって地面から引き抜かれ、宙を飛んでドラゴンベインの手に戻る!豹頭カブトメンポの恐るべきニンジャはそのまま急降下、別の装甲車を上から刺突破砕! 33



このシーン、「ドラゴンベインが槍を投げてからジャンプした」という可能性を切り捨てれば

「ドラゴンベインが空中から槍を投擲した」

と考えるのが自然だ。

折角空中にいるのだから、ちょっとした距離なら「槍を投げる」よりも「急降下してガーディアンを串刺しにする」方が早い。にも関わらずわざわざ槍を投げてインタラプトに入ったあたり、空中のドラゴンベインと地上のガーディアンの間には結構な距離があったと思われる。

なにせ彼は槍を投げた直後に「鎖を使って地面に刺さった大槍を引き抜き、そのまま装甲車に急降下して刺突破砕」しているのだ。槍を引き抜いた反動を上手く利用して運動エネルギーに変えたとしても、急降下攻撃出来るだけの位置エネルギーを得るには結構な高さが必要だろう。

また、「上空」「睨み上げる空」という描写もポイントだ。
これは主観が入るけれど、地上から4~5メートル程度の高さなら「上空」ではなく「空中」と書く方がしっくりくる気がする。「上空」と書いた以上、もっと高い位置にドラゴンべインが居ると考えるのが妥当だろう。


これらの点から考えて、一体ドラゴンべインはどれくらい離れたところから槍を投げたのか。
先の鎖鎌の例から考え、ここでは鎖の長さを【本体の2.5倍】と考える。するとどうなるか。

鎖の長さは【4.5×2.5=11.25m】。

槍本体と合わせれば15mの高さから槍を投擲する事が可能となる!


ビル1F分の高さは3.5mというのが平均値らしい。仮にドラゴンベインが鎖が届くギリギリ、15Mの距離から槍を投擲したと考えた場合、これは【ビル4F分の高さから槍を投げた】事と同じになる。
ビル4階分。それだけの高さなら「引き抜いた後に急降下攻撃」するだけのエネルギーも得られるだろうし、「投げないとインタラプトが間に合わない」というのもしっくりくるし、「上空」という表現も適切……である気がする。




◆まとめ
総括すると、ツラナイテタオスは



「90cmの金属塊めいた槍頭」に

「360cmの柄」を持った

「実長450cmの槍」で

「11.25メートルの鎖」が柄に連結されている



武器という事となった。多分これ、メチャクチャ重いのではなかろうか。
これなら「クレーンで無いと運べない」という説明も納得だ!



以上でツラナイテタオスの長さ考察を終わる。
長い割に大した結論は出なかったのだが、そこはパープルタコ=サンのような優しい目で見逃して頂きたい。


最後となったがこの怪物大戦争、ジョジョ5部で言うところの「ドッピオvsリゾット」のような面白みがあると思う(他のヘッズも同じ事を言っていてとてもうれしい)。
敵組織の実力者同士の戦い!主人公が出てこないのにアツイ!たまらん!
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by Atrandom44 | 2011-12-06 21:25 | ニンジャスレイヤー

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