第一~第三キャンプ付近は道も川もすっかり整備され、初期のドキドキ感は皆無となった。
そのドキドキ感皆無な住み慣れた地でひたすら鉱石を採掘しひたすらトロッコのレールを敷くライン工のような日々を送っていたQuanさんだったが、ゲーム内でも惰性でダラダラ生きるのは良くないと一念発起。世界を旅してまわる事にしたのだった。
今回は世界を旅してまわった結果、どんな土地に巡り合ったかを書こうと思う。
Minecraftは法則にのっとってランダム生成されるワールドが舞台となりますが、ワールドの中にもいくつかのバイオーム(気候)が存在します。
例えば俺が生まれ育ったこの地は「森と山」でしょうか。
豊富な水源と豊かな緑、そして程良い起伏に囲まれた初心者にも優しい地域です。
いや、初心者からしてみるとそれでも十分厳しい土地だったんですけどね。
他の土地を見ると…なんというか…甘えててすみませんというか…
旅の始まりは近場から。
「森と山」の地を南に進み、海まで出たところで今度はボートで南下。
すると程なくして小さな小さな島に辿り着いた。
霧の向こうに「森と山」の大陸がかすかに見える。まさに大陸の目と鼻の先にある孤島である。
この孤島、モンスターはおらず羊や牛といった動物達が住んでいるだけというなんとも心温まる土地だった。
写真の左端にうつっている石造りの柱は、踏破した記念のモニュメント。
動物の楽園であるこの島にはなんとも不釣り合いだけれども、だからこそ「人間がここまで来たんだぜ!」という証明になる気がして設置したのだった。
これにならい、旅の途中で印象的な土地に出会ったらこの「石と松明のモニュメント」を残す事にした。
動物たちに別れを告げてボートで北東へ。
これまでは「森と山」の大陸の南端あたりに住んでいたのだが、海沿いに大陸を北上して「森と山」大陸の北部へ上陸しようという試みだ。
動物たちの島を出たあたりで既に日は暮れている。
月明かりを背に受け、恐ろしいくらいに真っ暗な大海をひたすら進む。
上陸完了した後の図がこちら。
赤い丸がこれまで住んでいた地、大坑道横の湖畔ハウス。
黄色い丸が上記の動物達の孤島で、右上の白い丸が上陸地点だ。
赤丸部分から徒歩で北上してもよかったんじゃない?
と思われる方もいるかもしれないが、地図を見ると分かる通り赤丸と白丸の間には木々が密集している上、谷と崖が連続しており起伏が凄まじい。ボートであればひたすら平坦な海を進むだけなので、ボートを選択したのは正解だった。
この(ドットの荒い)地図を見ても分かる通り、上陸地点周辺は凄まじいレベルで木が密集している。
どれくらい密集しているのかと言うと、これまで「森と山」と呼んでいた地を「林と山」に訂正しなければならない…と思ったくらいだ。
中でも印象的だったのはこの崖。
ほぼ左右対称にそびえたつ崖に、土で出来た天然の橋がかかっている。
鬱蒼と茂る木々の中に突如これが現れた時は実に驚いた。
これはなんとかして崖の上まで登ってみたい!
天然の橋のところで記念写真を撮ってみたい!
と、よじ登れそうな足場を探す為に崖に近寄ってみると二度ビックリ。
キノコのカサのように大きく成長した木の枝と葉っぱが天然の足場の役割を果たしており、天然の橋の部分まですんなりと登れるようになっていた。
驚く俺に対して「こっちから登るんだよ」とでも言うようにブタさんが天然の足場を伝って歩いていく。
なんかもう色々と出来すぎな気もするが、自分もブタさんの後についてゆっくりと進み、崖の上までたどり着く事ができた。
天然の橋から撮影した一枚。
木の密度がパネェ事がお分かり頂けるだろうか。
一通り景色を堪能した後は、動物たちの孤島にも建てた石のモニュメントを残してこの地を後にした。
次は森林地帯とは真逆になる大規模な砂漠地帯にブチ当たったのだが、正直スクリーンショットの整理だけで1時間くらい潰れそうなのでこれはまた次に書こうと思う。