日常/雑記

うみねこEP7ネタバレ

とどいたのでプレイした!

以下、バリバリにネタバレ画像満載玉砕大喝采につき折りたたみ。

どっちかっていうと本記事は考察ではなく
「自分が後で見返してEP7の流れを思い出せるように」
書いておりますので、プレイ済みの方は退屈かも。

ネタバレ上等な未プレイの方が読むのにも適するように書いてますが…いるのかそんな人(;´д`)
誤字脱字と明らかな解釈の違いなんかは後で見直して直す予定。





という事でまずはEP7のおおまかな流れから。

今回の本編は1986年のベアトの葬儀からはじまります。
ゲームマスターは我らがベルンカステル卿であり、ベルンがウィルさんに「1986年のベアトを誰が殺したのか」を解かせる事に。
ウィルさんは理御を従えて右代宮一族に聞き込みを行い、その途中で「隠された真実」や「金蔵の過去」「理御の生い立ち」、そしてついに「碑文の秘密」までもが明かされる…というお話。

※ 金蔵の過去や碑文なんかは「これゲロカスなんじゃねーの?」という考えもありますし、実際EP7で語られたソレが真実なのかどうかはわかりません。
が、少なくとも作中で明示的に「解答」の1パターンが示されたという事は確かでしょう。



メインの登場人物は主に4人。

のっけからハッスルしまくりキャラ立ちまくりの肖像画の一人、イトミミズ…もといウィルさん。
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今回は物語の流れが特殊なのですが、立ち位置的にはこれまでのEPの戦人やエリカに近いですね。つまり探偵、推理役。
ただしウィルさんはSSVD主席=ドラノールと同等かそれ以上という設定なので、
小型爆弾を飲み込ませて殺したんだよ説とか㌧デモ理論を展開していた某無能卿よりはよほど腕が立つようです。

次が肖像画のもう一人。発売前は性別不詳、発売後も性別不詳の理御(リオン)さん。
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今回は惨劇が無い為、純粋に「聞き込み→推理」の繰り返しになるわけなんですが。劇中でも書かれている通り、ウィルがホームズなら理御はワトソン君の立ち位置。
実際並行世界(カケラ)に対してまるで知識がないので、理御がウィルに質問する事でプレイヤーも助かる部分は多かったかと思います。

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そして魔女側のメインキャストはおなじみゲームマスターのベルン様。
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相変わらず外道のキワミアッーーーwwwwwなのでベルン様のファンは安心して頂きたい。



最後にもう一人。「犯人」の人生を語る為の"朗読役"として出てくるのがこちらのクレル。
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左右に狂言回し担当のゼパフルがいる時点でEP6までをプレイした方はなんとなく予想がつくと思いますが、
クレルは「犯人」の人生と心境を語ってくれるものの"肝心な部分"はしっかりボカして語ります。

そう、犯人。
これまでのEPでは、殺人を犯したのは「魔女とその眷族」という幻想描写であったり、「18人目の犯人X」「19年前の男」といった抽象的なものに限られてましたが、今回は明確に"犯人"という記述があります。
ただ細かくは語られず、読者はあくまでも推測するのみ。そこらへんはEP8でやるって事なんでしょうねえ。

という事で前置きはここらへんにして詳細へ。(劇中ネタバレと自分の考察を交えてます)



■犯人と共犯者
まず最初に、犯人には主犯と共犯者の二つが存在する可能性が高い事がわかりました。
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ウィルさんもこう言ってますね。

これまでのゲーム、特に惨劇メインのベアトのゲームだったEP1~4を振り返ってみると、
「仮に人間が犯人だったとしても、1人ですべての犯行を実行できるのか?」
と疑問符がつくような場面が多いです。実際、EP2以降は家具やら眷族やらワラワラ出てきてますしね。

となれば、犯人は殺人の協力者=共犯者を募るしかない。しかしどうやって?
どういう条件を揃えれば親族殺しに協力してくれるのか?

という質問に対する答え(これが正解と決まったわけではないですが、ほぼ確定でしょう)が、「莫大な金を持って"買収"」という事だったのでしょうね。


★犯人は莫大な金を持っていた。
★犯人は何らかの目的で親族殺しを決意した。
★犯人は金を持って一部の親族を買収し、共犯者とした。


当然ゲームごとに展開は異なるので、共犯者もゲームごとに変わってくるわけです。



■凶器
EP7お茶会(後述)で詳しくは語られますが、メインとなる凶器は「銃4丁」と「爆弾」である可能性が高くなりました。
銃4丁はおなじみウィンチェスター。そして爆弾は…黄金部屋のアンティーク時計と連動し、0時になると爆破装置が作動する仕組みの900tの火薬。

これまでのEPではたびたび出てくる死因として「悪魔にかじられて地獄行き」というのがありました。
他の死人は「刃物で切り裂かれたような傷跡がある」「頭に穴があいている」など、明確に凶器が連想出来る記述だったのに対し、何故かこれだけは妙にメルヘンでファンタスティックな表現だったのですがこれにて全て氷解。

銃やらナイフで人を殺し、更には爆弾で屋敷を跡形も無く消し飛ばして証拠隠滅。
碑文を解いた者だけが地下通路で離れに逃げられる。という仕組みだったようです。




■犯人は誰だったのか
共犯者を買収できるほどの莫大な金。もうこの時点でうみねこ世界では「金蔵の金」を手にした人間と考えるのが妥当です。
その金を手に入れるにはどうするのかと言えば最早言うまでもなく、碑文を解く。
つまり犯人は「1986年の親族会議以前に碑文を解いた誰か」と言う事になる。

そしてEP7の描写を見るに、その「誰か=犯人」は"ヤス"である可能性が現状高いと言っていいでしょう。

ヤスの詳細な生い立ちやら何やらについてはEP7を実際にプレイした方が早いでしょうが、かいつまんで(私の主観をまじえて)話せば


「ヤスは朱志香とほぼ同じ年齢であり」
「使用人の中でも特別扱いで、小さい頃から雇われており」
「福音の家出身ではない可能性が高い」
「平日は学校へ通い、土日だけ使用人として働く」
「ちょっとドジでミステリーが好きな女の子」


ってところでしょうか。
そしてヤスは碑文を解き、金蔵と出会い、そこで「ヤスは自分と2代目ベアトリーチェの子である」という事と「名前は理御とつけようと思っていた」という事を語られます。



■理御とは何なのか
ヤス(クレル)の独白パートはEP7本編の中盤~にあたりますが、その少し前。
ウィルが親族に対する聞き込みをすべて終わらせ、某探偵のように「謎は全て解けた」とベルンに言うシーンでこういった記述があります。


「ベアトリーチェが存在するカケラでは、理御は存在しない」
「お前の存在は、ベアトリーチェを殺してる」
「仮説だが、お前は右代宮夏妃の子ではない」
「朱志香の証言から、理御は19歳である事が分かる」


> 「第5のゲームの時に登場した19年前の赤ん坊とも数字が合致する」
> 「……その赤ん坊は、崖から落ちたのでは?」
> 「夏妃に受け入れられ、崖から落ちなかった19年前の赤ん坊が、理御だ。逆を返せば、夏妃に拒絶されれば、理御は存在しない」

> 「そういうこと。金蔵はベアトリーチェにベアトリーチェを生ませ、さらにそのベアトリーチェにあんたを生ませたの。あんたは金蔵の子であると同時に、ベアトリーチェの孫、ということね。」

生い立ちはほぼヤスと同じ。そしてベルン様のこの言葉。

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このあと更にベルンが言ってくれますが、つまるところ

「戦時中に六軒島に来たイタリア人の初代ベアト」
「金蔵と初代ベアトの間に出来た子供が、二代目(九羽鳥庵)ベアト」
「その金蔵と二代目ベアトの間に出来た子供が、19年前の赤ん坊」

「257万分…の1の確率で夏妃は赤ん坊を受け入れ、理御として育てる」
「それ以外の確率では、赤ん坊は"ベアト"として生きていく事になる」

という事ですね。

上記の要素とゲーム中盤~終盤のクレルの独白から、

理御=ヤス(ベアト+紗音+嘉音)

である可能性は現状極めて高くなっていますが、それもあくまで憶測の域を出ません。
(ヤス=ベアト紗音嘉音については↓)



■惨劇までの流れ
殆どのカケラで、理御は「ヤス」として生きる。
ヤスは碑文を解き、裏当主として君臨する。

しかしヤスは裏当主となってもいつも通りの生活を望んだ。
それは金よりも重要で、金では手に入らない「恋」があったから。

しかしその恋は実る事が無かった。
ヤスは恋の芽を自分の中に生み出した「ベアト」という人格に押しつけ、自分は恋愛の痛みを忘れた「ヤス」として生きていく。

そして1986年、ルーレットに身を任せたヤスは惨劇を引き起こす。



大まかな流れがこんな感じでしょうか。
まず一つ意識しておきたいのは、ヤスは(妄想という形で)自分の中に人格を生み出している可能性が高いという事。

ヤスは使用人になりたてでまだ幼い頃、不注意から物をよく無くす事が多かった。
しかし、ヤスはそれを「悪戯好きの悪い魔女が物を隠しているんだ」と考えた。
これはEP7のヤス語りの最中、礼拝堂にてガァプ姿のベアトと問答する部分にも表れてますね。
「私は気をつけているのに、魔女が掃除道具やカギを隠してしまう」…と。


しかしながら、実際はどうだったか?
"魔女が隠した"為に礼拝堂中を探しても見つからなかった"チビ箒"は、実際は礼拝堂の入口にちょこんと置いてあった。
魔女がたびたびカギを隠して辟易していたが、鍵に糸をつけてぶらさげるようにしてからは魔女は出なくなった。


チビ箒は、ヤスの中では「魔女が友達となった証に返してくれた」とされてます。
鍵は、魔女は蜘蛛の糸が苦手なので鍵についている糸が蜘蛛の糸に感じ、手が出せない。とされてます。

最早"幻想描写"と言うのすら憚られる安っぽさ。
これらは全てそれを魔女の仕業にしたかった幼少ヤスの妄想で、実際は単なるヤスの不注意によるものだった…と考えたほうが早そうです。


魔女はこれで解けました。では、紗音はどうか。
紗音も同様。ヤスの部屋割を決める際、紗音はヤスに対して「また同じ部屋だね」と呼びかけていますが、
それに対して他の使用人達は「部屋の割り振りが不公平だ」「何で私たちだけ3人部屋なのか」「普通2-2にする」と言っている。

2-2という言葉が出てくる時点で最大人数は4人と考えられる。そのうち3人が愚痴っている。
この時点で、ほぼヤスは一人部屋であると考えられます。つまり「同室」の紗音は幻想である可能性が高い。

仕事ができて、優しくて、自分を慰めてくれて、話し相手になってくれる年上のお姉さん。理想の同僚。
その姿を頭の中で具現化したのが「ヤスから見た紗音」だったと見る事ができます。


同様に、嘉音君もそうだと考えたいのですが…
↓に記した「実らなかった恋」が「自分の勘違いだった」と気づいたヤスは、ベアトと相談し「弟のような存在を作ろう」とします。
これが「嘉音君」なのかどうか、明記されておらんのです。紗音は紗音として名前が出ているのに。
なので、嘉音君に関してはベアトと同じく「ヤスの人格」にしていいのかどうかはちょっと保留になりますね。
(まあそれを言うなら、ベアトや紗音が実在する可能性だってゼロではないので"ベアトはヤスの妄想の人格でした"で決めつけてしまうのがそもそも早計ではあるんですが。そうしないと話が進まないのでEP7時点ではそれで良いと思います)



■実らなかった恋について
クレルの独白から抜粋すると…

ヤスはふとした事からミステリーにのめりこんでいき、大好きになった。
最初は熊沢や紗音とミステリーのトリックについて語っていたが、親族会議の為に1年に1回くる「彼」と語りあう事で意気投合。ついには「彼」を好きになった。

「彼」は"ヤスが1年後自分の事を好きでいてくれたら、1年後に白馬に乗って迎えに来る"という言葉を当時13歳だったヤスに残す。
「彼」は次男夫婦の家庭のごたごたにより、六軒島に来なくなってしまう。
彼が再び六軒島に来るのは、約束から実に6年後の事になる。



…さて、こうして書くと「彼」は完璧に戦人ですし、事実劇中でも戦人口調で書かれているんですが。
この「彼」、1回も立ち絵が出てきません。

ただでさえヤス=クレルの独白にはヤスの立ち絵が無く紛らわしい部分が多いんですが、それでも親族連中は全員立ち絵が登場してます(明日夢さん除く)
そんな中、何故かこの「彼」だけ立ち絵がない。ヤスと「彼」がミステリーを語る場面はたびたび出てくるのにです。
つまりこれは、「彼」が本当に戦人なのかどうか分からないという事になる。



■運命の1986年
ヤスの独白の終盤で、こんな記述があります。

「何故1986年に帰ってきたのか」
「あと1年早ければ。またはあと1年遅ければ」

1986年は相当に運命的な年だった様子。

ヤスの独白は、親族会議の2年前に裏当主を継承した日までで止まっていますが、ベルンが言うには「その先2年が面白い」そうです。
それを考えると、1984~1986の間に何かが起こったと考えるのが妥当でしょうね。



■改めて、ヤスのホワイダニット
何故犯行に及んだのか。結局、EP7で具体的な答えは示されません。
しかしクレルは「ここまで語れば動機は分かるだろう」と述べ、ウィルもそれに頷いています。

この「うみねこ」がヴァンダインやノックスに則って書かれているのかどうか、を確かめる術はありませんが
わざわざ作中キャラに「謎は全て解けましたよ」と言わせている以上、EP7までで動機はすべて分かるものだと考えていいでしょう。

ではヤスが凶行に及ぶにいたった動機とは何なのか?

「彼」=戦人?が約束を覚えていなかったから?
1984~1986の間に何かが起こったから?


実際はわかりません。ただ「自分では決められなかったからルーレットの出目に全てを任せるしかなかった」とヤスは言っています。

ヤスは運命に完全に身を委ねる覚悟だったようで、自分の犯行計画が失敗すればそれはそういう運命。
碑文が解かれて儀式殺人を中断し黄金を全て譲渡する事になっても、そういう運命。と考えてたようです。



■EP7お茶会について
EP7お茶会の流れを掻い摘んで話せば、次の通り。

・4兄妹夫妻が碑文を解いた
・黄金部屋へ行くと、そこには黄金とベアトが。
・黄金は全て譲渡する。更に、換金済みの10億のカードも譲渡する。碑文が解けなければ、爆弾と銃で皆殺しにする予定だったのだが…と述べるベアト。
・以降、ベアトは無気力な抜け殻のようになってしまいベッドに座りこむ。

・ベアトの言い分を信じ、金の分け方でモメる兄妹。
・そのうち、絵羽の銃が暴発して夏妃が死亡。追って蔵臼も暴発で死亡。
・絵羽と楼座の口論。スキをうかがって霧江が楼座、秀吉、絵羽、ベアトを殺害。
・次男夫妻は残った全員も殺害して爆弾で全て消し飛ばし、10億を独占する事に。

・表向きはEP4の流れ。いとこ組を「試験」と称して呼び出し、次々と殺人を犯していく次男夫妻。
・しかし殺し損ねていた絵羽がスキを見てルドルフを銃殺。霧江も絵羽に敗北、死亡。
・戦人の殺害シーンは無し。


ベルンはこれこそが「ゲームマスターのいないゲーム=1986年の二日間の真実」として縁寿に語っています。
しかし、裏お茶会のラストでは戦人が幼い縁寿に対して「実際は怖くも悲しくも無いお話」と説明しています。これは明らかに食い違う。



どちらが真実なのか?
ヤスや紗音、嘉音、ベアトの正体というのは一体?
語られた金蔵の過去と初代ベアトとの慣れ染めは本当だったのか?
ヤスとミステリーを語り合った「彼」は戦人なのか?

ここらへんが全てEP8で語られる…といいですね。
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by Atrandom44 | 2010-08-30 03:45 | 日常/雑記

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